kai8787の日記

編み物と散歩と読書とダイエット

軽い読み物が欲しいときもある

家族にも色々ある。関係がこじれているレベルも虐待からささいなケンカまであって、「家族は助け合わなきゃ」というのは正しいようで微妙な言い方だと思う。

有川浩『フリーター、家を買う』は就活や家族関係の修復、助け合いをテーマとした物語。

主人公の誠治は新卒採用された会社を3ヶ月で辞めてしまう。実家で暮らしているのでアルバイトで食いつなぎつつ就活するがなかなかうまく行かない。

一方、大人しい母の様子がおかしいことに気づいたときには、すでに遅く、母は重篤な鬱病と不安障害に陥っていた。姉から母が長年に渡って近所からのいじめにあっていたことを聞いた誠治は一念発起し、母のために動き出す。

フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)

フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)

ドラマの台本を読んでいるようにすいすい読める。あらら、嵐の二宮和也主演でドラマ化もされてるとのこと。って私、うっすら思い出したけどこのドラマ、一回分見たことがあるかも。道理で聞き覚えがあると思った。

フリーター、家を買う。Blu-ray BOX

フリーター、家を買う。Blu-ray BOX

有川浩って、「ひろ」って読んで女性なんだ。ライトノベルからスタートした作家さんなのですね。それでかな、とても読み易かった。他には『図書館戦争』とか『三匹のおっさん』とか書いている。
自衛隊をテーマにした三部作もあるんだぁ。男性作家に間違われるのもちとわかる。

人間の深い闇とかを抉るような重厚感はないけれど、ささっと楽しむのにはうってつけの作品だった。

ラジオタイムがお気に入り

最近、ラジオをよく聴くようになった。最大の理由は、ラジオアプリのradikoで過去一週間分の放送が聴けるようになったからだ。タイムフリー放送というらしい。今までタイミングが合わなくて聴き逃していた放送が、自分の好きな時間に聴けるのはありがたい。

私はテレビのニュースがあまり得意ではないので、ほとんど見ていない。でも、あんまり世間知らずも何なので、ラジオでさらりと教えてもらえて嬉しいし、解説も丁寧で納得できるものが多いように感じる。本を読んだりするときのバックグラウンドミュージックにも活用している。

後は、なんと言っても一人の散歩のときに最適なのだ。音楽を聴くのも良いけれど、ラジオ番組だとなかなか興味深い話が聴ける。

今日の散歩のお供は、J-WAVEのJAM The world。将棋の不正疑惑から始まって、将棋の魅力について話された後、熊本地震の被災地で、障害者支援活動のボランティアをしている方の話を聴くことができた。

福祉系の学部もある熊本学園大学の学生さんで、現在もボランティアコーディネーターをやっているそうだ。障害者支援については、災害が起きたからというよりも、普段から地域の障害者との交流があったのが大きかったということだった。

そういう何気ない関係というのがとても大切なんだなぁ。私は東京という都会の中で近所づきあいらしいことはほとんどやっていない(挨拶ていど)。ちょっと反省した。でもまぁ、地域に知り合いが皆無ではないので、何とかなるだろう。

他に面白いと思ったのは、TBSラジオでやっている荻上チキのsession22。とても硬派な番組だけれど、難しい事柄を解りやすくひもといてくれる。柔らかい話題も扱っていて、この前は外食チェーン店の「私のお気に入り」という話題だった。


今度、苦手な料理の時にもラジオをかけてみようかな。もしかしたら、料理が少しは楽しくなるかもしれない。

空腹をまぎらわすための方法とその効果

今日はポンと体重が減った。ダイエットって全然変わらなかったりする時期もあるけど、やっぱり諦めずにやっていたら効果あるんだと実感。

食事制限中の空腹を何とかやり過ごそうと色々やってみて、効果などまとめてみた。

第1位 脂肪燃焼スープ
野菜を噛んで食べるし、スープもお腹にたまるので満足感が得られる。腹持ちもいい。身体が温まる。寝る前に食べても大丈夫だった。1杯40~50Kcal。

第2位 プロテイン
低カロリーの割りにドロッとしていて2時間くらいは空腹を感じないでいられる。私が飲んでいるのは、1杯50Kcalのもの。

第3位 豆乳
200mlくらい飲むとぐっと空腹が落ち着く。でも、カロリーが120Kcalあるので飲み過ぎ注意。

第4位 コバラサポート
飲んだ時の満足度はすごくある。なのにカロリーは23Kcal。当然、満腹にはならないが、お腹がぐぅーぐぅー鳴るのは抑えられる。

第5位 炭酸水、ノンカロリーコーラ、ノンアルコールビール
とりあえず空腹感は鎮まるが、持続時間は短い。一気に大量摂取するより、100~150ccくらい小まめに飲む方が良い。

第6位 その他ノンカロリーの飲みもの
ホット、湯ざまし、常温、冷たい飲みものと試してみると、ホットなものが空腹には効果的。

第7位 深呼吸
ある程度和らぐけれど、これだけでは難しい。でも、冷蔵庫を開けてはため息をつくといったダイエット時のむなしい行動を抑制する効果はある。

第8位 軽い筋トレ
これはやるのがなかなか大変。簡単にできるのは、手を組んで息を吐きながら前につきだしてお腹をへこませ、胃ではなく背中(肩甲骨の下辺り)に意識を集中させるのを5回くらい繰り返すこと。脂肪が燃えて血液中に溶け出すイメージをしてみる。

第9位 散歩、ウォーキング
有酸素運動すると、自律神経の交感神経が刺激されて、空腹を感じなくなるそうだ。これと水分摂取を混ぜると良い。

第10位 お風呂
熱めのお風呂に入るとやっぱり交感神経が刺激されるみたいで、食欲が減退する。ただ、これは何かと準備に時間がかかるので、ハードルが高い。

※深呼吸と筋トレは、何かを口にする前にやった方が良いようだ。

後、試してみたいのは、ゆで卵とりんごと寒天・こんにゃく・ゼリー。飽きないように色々その時々で飲んだり食べたりしてみよう。

がんばれ!おしゃれな女性たち

この春のドラマでとりあえず録画しているのは、「あなたのことはそれほど」と「人は見た目が100%」と「リバース」、「緊急取締室」だけれど、全部は見切れないので更に絞ろうと思っている。

多分「リバース」は見る。あとは「人は見た目が……」かなぁ。「緊急取締室」は迷い中。

「人は見た目が……」はおしゃれがテーマのドラマで、ファッションに全く興味がなかった理工系女子が苦心しながらファッションセンスを身につけていくというお話。

実は私もファッションとかトレンドとかブランドとかにあまり興味が持てない。ただ、おしゃれする女性のことはとても尊敬している。ドラマにも出てくるけど、「おしゃれは努力と我慢」だと思うからだ。

例えば、ハイヒール。私は足首が弱いのでとてもはけない。すぐひねって捻挫すること必至だからだ。一度、雪の積もる札幌の街で、ハイヒールで歩く女性たちを見て驚いたことがある。すごいなと思った。真冬にタイトスカートでハイヒール!

もちろん、見た目が100%とは思わないし、おしゃれじゃない女性も蔑まないで接してくれる男性の方が好きなので、おしゃれに挑戦しようとは思わないけれど、ドラマで展開されるドタバタな苦労や工夫を見ると、なる程おしゃれな女性はたいしたものだなぁと改めて感心してしまう。

私だって全く身なりに気を使わないわけじゃない。あえて好きなブランドといえば、無印良品くらいのこざっぱりした服を好んでいる。まぁ、無難な選択ばかりかな。キラキラネイルもいいけど、健康的な桜色の素っぴんの爪も素敵だと思うタイプなのだ。

脂肪燃焼スープを作ってみた。

燃えにくい脂肪をぷよぷよ抱えているので、もう少し燃えやすくならないものかと調べてみたら、脂肪燃焼スープなるものを見つけた。

クックパッドに色々出ているけれど、だいたいキャベツ1/4、玉ねぎ1/2、ピーマン2個、セロリ半本を具にして、1リットルのお湯で煮て、コンソメ2個、トマト缶1/2、塩で味つけというのが基本。

私はそこにカレーパウダーとタバスコを加えてみた。めっちゃ辛いけどお陰で身体がほわんと温もって何だか脂肪がぼっぼっと燃えそうな気配がする。

おまけにこのスープを飲むと空腹感がぐっと押さえられて、一石二鳥なのである。野菜ばかりだからカロリーも50~60Kcalだし。ここにたんぱく質を加えるとしたら、鳥のむね肉なんかが良いのではないかしら。

筋肉の方は少し増えてきた。でも、まだ誤差の範囲かもしれない。なんちゃって筋トレは2日おきにしたので、無理なくできている。

ただ、筋肉って脂肪の3倍重いらしく、体重は増えたり減ったりで大して変わらないのがちょっぴり悲しい。こんなに空腹を我慢しているのにぃー。うぅ。

それにしても、5月に入ってから急激に動けるようになってきた。あまり上がり過ぎないようにしなくてはいけない。ドーンと上がるとドーンと落ちるのは経験済みなので、ここが肝心なのだ。バタバタしないで落ち着いて行動しよう。

天使のハンカチ

少し雲の多い日だったけれど、昨日の体調不良も回復して公園に出かけた。

白いハンカチをたくさんぶら下げたようなハンカチの木を発見。


f:id:kai8787:20170507154830j:plain

f:id:kai8787:20170507154845j:plain


天使が舞い降りてきて着けていったのかな。ひらひらと風に舞って飛んでいくところもハンカチのよう。

そう言えば今でも子どもたちはハンカチ落としとかで遊ぶのだろうか。わざと好きな子の後ろに置いたりして、今からすると結構奥の深い遊びだった。


ネモフィラも綺麗に咲いていた。


f:id:kai8787:20170507155349j:plain

f:id:kai8787:20170507155358j:plain


公園でのお気に入りの過ごし方はシートを持っていって、木陰で寝転んだり、ぼーっとしたり、ノンアルコールビールを飲んでサンドイッチを食べたりすること。今日は日除けのテントを張っている人が多くて、キャンプ場みたいだった。

私は大きな紅葉の木陰で、皆が遊ぶのを見ながら、何をするのでもなくゆっくりしていた。

春になると花々がいっせいに咲くのは実はとても不思議なことだよなぁとか、若葉がきれいだなぁ、緑のグラデーションがこの時期の風景の楽しみだなどと思いながら。

ちょっとだけ四つ葉のクローバー探しをやっていたら、男の子が一心に白爪草の首飾りを作っていて、とてもかわいらしかった。誰かにプレゼントするのかな。

たんたんと進む恋の行方

娚っていう字は「めおと」と読むらしい。男と女の出会いには劇的なものもあれば何気ないものある。恋にしたってシーソーゲームみたいなものから、静かに進行していくものまで多種多様だ。

榮倉奈々豊川悦司主演の『娚の一生』は後者の恋模様を描いている。田舎の風景が美しい。主人公つぐみは都会の生活ー特に不倫に疲れ、祖母の家で暮らしていた。祖母の葬式が一段落したところで、「祖母から離れの鍵を預かった」という大学教授・海江田が現れる。

つぐみは海江田に反発しながらも、甲斐甲斐しくの食事の仕度や洗濯をしたりする。やがて海江田から「恋愛してみないか」と言われて戸惑うつぐみだったが……。

うーん。榮倉奈々ちゃんにもう少し色気が欲しかったかなぁ。それと、男女の関係がちょっと昭和な感じ。これはとても男目線の展開な気がする。けど、原作は西炯子という女性の漫画家の手によるものだ。

映画と原作は別物なのだろう。でも、海江田のぶっきらぼうな愛情表現が何だか懐かしかった。

ところで、ティーンエイジャーの頃は、運命的な恋とかドラマチックな展開とかに憧れていたけれど、今は静かに育んでいく恋というのも妙味があっていいんじゃないかと思っている。

バーンと告白するんじゃなくて、何となく伝わる恋ごころ。微妙なニュアンス、さりげないしぐさで愛を語る。大人の恋。単細胞な私には無理かなー。




ブログランキング・にほんブログ村へ