kai8787の日記

編み物と散歩と読書とダイエット

それでも手づくりが好き

 昨日、少し涼しかったので図書館に自転車で行きました。友達が安く譲ってくれた電動自転車のパワーを強にして、身体に負担がかからないよう気をつけたのだけど、くらくら😵💫が来てしまった。まだまだ無理は禁物だ。

 低血圧と言って受診しても薬を処方してくれる訳ではないみたい。流石に70を割ったり意識なくしたりしたら、出してくれるかもしれないけれど、私みたいに80くらいだとダメなんだろうな。養命酒でも飲もうかなぁ(笑)。

 

 さてさて、毎日ちょびっとずつ刺していた花の刺しゅうが完成しました。
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今回、濃紺の布に刺したので、針先が見えにくくて難しかったです。後は、茎の部分で太くしたいところ、アウトラインステッチを一定の太さで刺すことができなくて、細くなってしまったのが反省点です。

 刺繍初心者なので、基礎の本も買ってみました。

 

はじめてでも上手にできる 刺しゅうの基本

はじめてでも上手にできる 刺しゅうの基本

  • 作者: 川畑杏奈,あべまり,石井寛子,井上ちぐさ,大菅絵理(AIUTO!),kanaecco,北村絵里(coL),ささきみえこ,薗部裕子(マルチナチャッコ),早川久絵(pulpy。),平泉千絵,前田まどか(madoka),PieniSieni,マカベアリス
  • 出版社/メーカー: 西東社
  • 発売日: 2018/03/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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可愛い図案もあって見ているだけでも楽しめました。監修の川畑杏奈(annas)さんは、YouTube で刺繍の解説動画をいっぱいアップされていて、わからないとき検索するとだいたい出てくるので、助かっています。

 今日は家で座っているのが目標です。横になってる方が楽だけど、筋肉が激減しそうなので無理しない程度にがんばります。

 

 

夏のフラフラ

フラフラと言っても、フラダンスのことではなくて、低血圧のふらつきのことです。

暑いと血管が拡張するようで、私の血圧は上が80そこそこ。立ち上がるときにはゆっくりしないと、ぐるぐるめまい必発なのです。

外を歩くのは現状では難しく、座れる杖みたいなものがあればいいなぁと思っていたところ、こんなんを見つけて買おうかどうしようか迷っています。

 

 

仕方なく、家で編み物や刺繍をしています。


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これは、かぎ針や小さなはさみ等、編み物道具入れに仕立てる予定です。刺繍初心者にしては頑張ったぁ。パチパチ。

 

やっと、お盆も明けたので、これから少しずつ涼しくなるといいなぁ。セミさん、さようなら。鈴虫さん、こんにちは。ってなれば、フラフラも少しはましになるでしょう。

 

 

ぶきっちょだから遅いんです。。。でもね

私にはとても手先の器用な妹がいて、長い間ずっと自分はぶきっちょだから手芸は向いていないと思っていた。

 

でも、ある日ある人が、「ぶきっちょっていうのは、仕事が丁寧ってことやで」と言ってくれた。

それから、私は安心して手仕事ができるようになった。器用な人の何倍も時間がかかるかもしれない。でも、それでいいんだって思えるようになったからだ。

 

そしたら、私はものを作るのが本当は好きなんだってわかった。時間はかかるけど、コツコツ編んだり、一針一針刺したりするのを楽しんでる自分がいた。出来上がりに不満を持つこともあるけど、そういうときはどこがいけなかったのか考えて、次の作品のときに忘れないようにノートに書いておいたりして、ちょっとずつ良いものが作れるようになるのが嬉しい。

 

人の言葉ってすごいな。傷つけられることもあるけど、背中をポンと押してくれる優しい声が心に届くと、感謝の気持ちでいっぱいになる。

 

自分で勝手に狭めていた世界をキュキュっと広げて新しい風が舞い込んできて、飛ぶ勇気を与えてくれる。ダメな自分がOKな自分に変わって、いつの間にか遠くまで飛べるようになっていて驚く。

 

チクチク、編み編みだって、本当に奥が深い。だから、おもろいんだよ。

 


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手仕事ジャンキー

私が手芸が好きなのは、何かしているという状態が落ち着くのと、できあがったときの達成感と、こんなんできましたって披露したときにもらえる≪いいね≫があるから。

 

飽きっぽいわたしが続けられているのは、楽しいと思える瞬間が散りばめられているからだし、寛げる場所で自分のペースで一人でやれることだからだ。でも、一番大きいのは、何か作業をしていることで、「生きてていいんだよ」という安心感を得ていることだと思う。

 

ほとんど、生産的な活動のできてない私が何かを作り出せるのではないかという希望を抱くことができるのだ。

 

私の夢は、小さな手芸カフェをやること。お気に入りの手芸材料や本、雑誌を販売したり、お茶を入れてお喋りしながら編み物したり、お裁縫したり、刺繍したりする空間。かわいいお庭があって天気が良い日にはテラスで、作品を見せ合ったりして。。。

 

完全に妄想なので恥ずかしいけど、とりあえず、ここにこっそり書いておこうと思います。


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そんな妄想しながら、こんなんを編んでいます。

頭をするする、する。

私にもいくつか、こうなったらいいなぁと漠然と思っていることがあって、できれば少しずつでも実現に向けてとぼとぼ歩いていきたい。

毎日がふっと流れて終わってしまうのはちょっと寂しい。でも、いったい何をどうやって、どこから手をつけていけばいいのか、頭がごちゃごちゃしてしまって前に進むことができない。

夢は夢のままの方が幸せなこともある。多分、私の夢もそうで、現実問題として私は一人の空間が好きなので、夢の中で人とワイワイやっているとこを空想してる方が良いような気がする。

 

でも、リアルな人肌のワイワイにちょっぴり足を突っ込んでみてもいいんじゃないかなぁ。ダメだったらまた巣穴に戻って、「ダメだったよー。ここがいいよー」と再確認すればいいだけじゃないか?

 

というわけで、少し頭をスッキリさせようと思い立ち、phaさんの『人生にゆとりを生み出す 知の整理術』という本を手に取った。

 

著者が何のために書くのかということをわかりやすく説明している。phaさんは有名なブロガーで元ニート。ブログがきっかけで数冊の本を出版している。読むととても素敵な気分になる本ばかりだ。今回も色々ヒントをいただけた。

 

一番印象に残ったのは「僕が何かを書くときは、大体自分の中の何かを終わらせるために書いている」という言葉。

 

書くことで荷下ろししている感覚が確かにあるよなぁと思う。それに書き進めながら、気づくこともよくある。頭の中がある程度整理されてないと、言葉にできないし。

 

今回もこれを書いていて、私の夢までの一歩が少し見えた気がした。のろのろ、ぼやぼやしながら、進んで行けたらいいな。怖がらずにね。

 

 

 

人生にゆとりを生み出す 知の整理術

人生にゆとりを生み出す 知の整理術

 

 

適当にできる人はえらい!

なかなか大変な家族問題があって、ブログを読んだり書いたりすることができないでいた。

でも、そんなことでは自分がダメになってしまうと思っていたら、本当にダメになった。

そりゃそうだ。

無理し過ぎた。自分の力量以上のことをやり過ぎ。期待されると熱狂的にこたえてしまう、おバカな性格は直らない。

10年続けてやっていけるくらいのペース配分で物事に取り組むようにエネルギーを消費しなくちゃ。目一杯やらないと我慢できない、このワヤな性格をもうそろそろ卒業したい。

そのためには、手芸とブログの時間は確保することにしよう。そして、何事もほどほどにしよう。適度って難しいですね。

時・死・愛との会話

大切な誰かを喪ったとき、時間が止まり、死を否定し、愛を見失う。弔うという行為は人がその状態から回復するための祈りだ。

ウィル・スミス主演『素晴らしきかな、人生』では、主人公の喪失感の深さが丹念に描かれていく。いつまでも悲しみから抜け出せず茫然自失な2年が過ぎた頃、会社の経営に行き詰まった同僚たちはあるユニークな解決案を思い立つ。

ウィル・スミスのシリアスな演技と、ラストに近づくにつれミステリアスになる展開に惹かれた。時・愛・死との会話にもはっとさせられる。

人が生きるという時間の流れのなかで、深い愛情を感じる瞬間が数度ある。それは苦難の連続のなかで、ふと訪れるギフトなのだ。私は寿命というものを神様が「もういいよ」と肩を叩いてくれる印だと考えるようになった。死もまたギフトなのだと思う。だから、自ら死ぬことをたぶん選ばないだろう。自信はないけれど、なんとなくそう感じる。

まぁだけど、私は苦難に対してすごく痛がりなので、いつもすれすれなところまで行ってしまう。同じくらいの問題を抱えていても、ストレスに強いというか弾力のある生き方ができる人が身近にいて、とても尊敬している。私もそんなふうに生きられたらな、と思っているけれど、このしょーもなく弱い自分を受け入れて何とかかんとかやっていくしかないのかもしれない。私は私でしかないし、もしもあるとしたら、私の良い面も、しょーもないところから出来あがっているのだろうから。



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