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kai8787の日記

編み物と散歩と読書とうさぎさん ̄(=∵=) ̄

孤独にも型があるのだろうか。

感情ってどこから生まれてくるんだろう。例えば、母性愛なんかは子どもができたらごく自然におこるって思っていたんだけど、この本のなかで話し手たちはそれと違う意見を持っている。内田樹×名越康文×西靖『辺境ラジオ』は、ラジオ放送を書き起こした本なの…

雨に閉じ込められた午後にー映画『始終着駅ターミナル』

よく言われることだけれど、別れに際しては、女性の方がさばさばしており、男性の方がひきずりがちだという。それは何となく私の周りを見ていてもそうかもしれないと思う。もちろんそうじゃない人もいるでしょうけども。別れをひきずりたくない人と、どうし…

いつのまにか過ぎてたブログ2ヶ月目+ボランティア

ブログを書き始めてからいつの間にか2ヶ月を過ぎていました。ここまで書き続けられてきたのは、ひとえに読んでくださっている方々のお蔭です。本当にありがとうございます。体調を崩しての療養生活のなかで、ブログを書くことが楽しみの一つになっています…

しばらく引きずるときもある

男性だからとか女性だからと一般化するのは良くないと思っている。ただ、私が読んできた中では、女性の作家が書いたものの方がずしりと重いものを私に残し、しばらくその重石が取れなくなることが多い。男性で言えば松本清張などが似たような重石を投げてく…

物語のリアリティー

本を選ぶときはタイトルに惹かれたりする場合もある。読んだことのない作家だと特にタイトルで手に取ることが多い。 中村文則『去年の冬、きみと別れ』もそんな小説の一つだった。中村文則は推理小説家だ。けれど、タイトルはそれっぽくなく感じて興味を持っ…

花言葉の物語ーミモザ

散歩の途中で、りっぱなミモザに出会いました。もう大分過ぎてしまいましたが、3月8日はミモザの日、国際女性デーでした。イタリアでは、日頃の感謝をこめて、男性が女性にミモザの花を贈るそうです。ミモザの花言葉は、「優雅」「友情」「秘密の恋」です…

ふと気づいてしまった。

作家は、登場人物の名前をどのように決めているのだろうか。そう思ったのは、名前に色のついた人物を多く登場させている本に出会ったからだ。ポール・オースター『幽霊たち』では、探偵のブルーがホワイトに頼まれて、ブラックという男を監視し続ける。ブラ…

惰性OK

よく「毎日惰性で暮らしてる」って嘆いてる人がいて、もっと有意義なことをやりたいという思いがあるんだろうけれど、私は惰性で暮らせるなんてスゴいことだと思う。顔を洗う、歯を磨く、ご飯を食べる、出かける、お風呂に入る、……。そういう一つひとつが今…

パンクな話に元気をもらい、そしてびびる

物わかりのいい子、家族の調整役、それが私の役まわりだった。だから、ときどき、盛大におもちゃ屋で駄々をこねる兄や、私をひっぱりまわして何軒もショップをまわり自分が納得するまで絶対服を買おうとしない妹の、バイタリティあふれる自己主張がまぶしか…

うさぎさんに会いに

今日はお友だちが「うさフェスタ」に連れていってくれました。可愛いうさぎさんグッズがいっぱいあってテンションあがりました。 うさぎさんを連れている人もたくさん。私のとこのうさぎさんは、もうお月さまに帰ってしまったので、うらやましい……。 卓上カ…

反応するところも感動もこんなに違っちゃう

いつ読んでも限りなく切なくなる物語がある。J.D.サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』もその一つだ。16歳のホールデン・コールフィールドと妹フィービーの会話のところで、いつもじーんとなってしまう。ホールデンが将来なりたいものについて語るシー…

あるカウンセラーのひとりごと

僕の名まえは兎田ぴょん。職業はカウンセラーだ。ウサギの話を聞くのが仕事。恋の悩みや仕事の愚痴や家族の悪口、それから「死にたい」まで、何でも聞く。時には殴られるんじゃないかというくらい怒ってるウサギもいる。でも、僕はそんなウサギたちが嫌いで…

作家・中島らもさんと

過去、数年間毎日夜になるとお酒を飲んでいたことがある。ひどく落ち込んでいて、つい頼ってしまっていた。お酒というのは毎日飲んでいると、もうあまり酔わないというか、酔っている感覚が鈍くなって、ウィスキーをストレートでぐいぐいいくようになる。あ…

たまにはこういうこともある。

詩人というと、通常と異なる人種のように思われるだろうか。私には、詩を書く友人が複数いる。詩のなかでは激しく逸脱するけれど、普段の会話はとりたてて変わったところはない。当たり前に挨拶するし、冗談も言い合う。ある程度の繊細さは持っているだろう…

翻訳って奥が深いんですね。

前に、村上春樹の翻訳は村上春樹臭が漂っていて……とか書いたのだけど、 【本の記録・感想】ふと再会してみたくなる - kai8787の日記それは『キャッチャー・イン・ザ・ライ』の冒頭を読んだだけの印象だったので、トルーマン・カポーティ『ティファニーで朝食を』…

都市の迷路に立つ

ニューヨークには行ったことがない。随分前、ボストン、プリンストン、ミネアポリス、ロスには行ったことがある。アメリカの印象は一言で言うと “るつぼ” (人種のことだけじゃなく)だ。でも、私の見たアメリカはほんの一部のホワイトカラーの世界だし、二…

花言葉の物語~ハナニラ

久しぶりの散歩の途中で、斜面に咲くハナニラの群生を見つけました。ハナニラはとても可憐で透き通るような花の白が清楚だなと思いました。でも、ハナニラの花言葉は、悲しい別れ、耐える愛、卑劣、恨み、星に願いを。なかなか凄いラインナップですね。この…

微妙な距離ー男女の友情そして恋

男と女の友情には、ほどよい距離感が必要だと思う。性的にドライなところがないと続かないのは当たり前として。相手の異性を感じない程度の距離感。二人でお酒を飲んだとしても、「じゃあな」と別れるくらいのさっぱりした関係。絲山秋子『沖で待つ』のなか…

ただ信じる、それが勇気

今日は具合が悪くて臥せっている。とても良い天気で日当たりのよい部屋は昼間の暖房がいらないくらいだ。このところ体調もだいぶ良かったので、今日からボランティアに復帰できるかなぁと思っていたが、今朝はしんどくて起きられず、出かけるのを断念せざる…

辞書っておもろいんですね【恋愛】

辞書っていうと、やはり高校生の頃に一番よく使っていたかなぁ。私のはセキセインコにかじられてボロボロになっていた。友だちには調べた英単語にマーカーで印をつけてピンク色になってるコや、辞書を1枚1枚くしゃくしゃにすると引きやすくなると教えてく…

書くことで失われるもの

フランツ・カフカは迷う人である。本を出したいと思いながら、出版が決まりそうになるとやっぱり出したくないと思ったり、結婚を申し込んだ女性から承諾されると、自分がいかに結婚生活に向いていないかを延々と手紙に書くといったぐあいに。迷い続ける=決断…

雨に弦楽四重奏~ドラマ「カルテット」

雨が近づくと気圧の関係なのか頭痛がして熱っぽくなる。昨日の午後そんな感じだったので、今日は雨。傘をさして出かける体力はないので、家で過ごすことにした。雨の日には、植物が洗われて綺麗に見えるので、本当はお散歩に行きたい。けど仕方ない、あきら…

花の名まえ

パステルカラーのお花のシュシュができました。花びらの色を微妙に変えて、ニュアンスを出しています。刺繍糸やレース糸を使いました。リングゴムに編みつけたレースの萌黄色も気に入っています。ところで、この花には名前がありません。なので、勝手につけ…

ふんわり、何となく、わかる。

絲山秋子『ニート』読了。 小説家になった「私」が、昔つき合っていた「キミ」のブログを見て、「キミ」が相変わらずニートであって非常に困窮していることを知る。 「私」もニートだったけれど、「物書きになりたいという夢だけで、世間にずいぶん許しても…

ぽかぽか春もよう

少し風はありますが暖かい日で散歩日和です。今日は体調も良くて、お気に入りのカフェテラスに行って来ました。 セキレイさんがかわいくお出迎えしてくれました。もう桜もだいぶほころんでいますが、百日紅は少し寒そうにしています。でも、枝が青空に映えて…

シェアハウスってどんな感じ?

最近、シェアハウスに興味があって、検索して物件を見たりしている。東京でも3万円台で住めるものから、カフェみたいな共用スペースのあるソーシャルアパートメントまで色々ある。自分がシェアハウスで暮らせるかなと想像してみると、ちょっと楽しそうでちょ…

ダメさを許す人間はダメか

ダメさを責める人がいる。説教したりとか怒ったりとか。私の苦手なタイプだ。そういう一方通行なのより、私はダメさ加減を笑い合える人間関係が好きだ。ダメと共に生きていくのも、ダメの辛さをわかっているのも本人だからだ。たまには、ダメをこじらせると…

感情の穴に落ちたときには

私はどちらかというと悲観的な人間だ。ただ、割りと単純な性格なので日々のちょっとした幸せを感じて、将来の不安をまぎらわして生きている。楽観的とか悲観的な性格というのは、やはり生来のものなのだろうか。若くてエネルギーに満ちていても悲観的な人は…

幸せの贈り物

かきつばたの花巾着ができました。色を変えながら編んでいきました。開け口と持ち手が花模様になっていて、ちょっと苦労しましたが、気に入っています。 かきつばたの花言葉は、≪幸運は必ず来る≫、≪幸せはあなたのもの≫、≪贈り物≫です。さて、花言葉を使った…

さぁ、もう一度。 Re-born

自分ではどうしようもないことがある。どんなに思ってももはや叶わない。もう努力とかそういうのでなく、誰かに振り向いて欲しいのにそれは無理なのだとわかってしまったりとか。挫折とまでいかなくても、これまでとは違う新たな道へ一歩踏み出さないといけ…

私に道を聞かないで

今日はそんなに寒くなく、よく晴れて気持ちが良かった。あんまり人と出会わないコースを散歩していくと、横断歩道で40代くらいの男性が「今日は雨降らないよね」と声をかけてきたので、「はい」と応えた。そのまま男性は通り過ぎて行ってしまったけれど、い…

暗闇を語ることー希望

小学生の頃の親友は、自然と人が集まってくる不思議な魅力のある子だった。彼女が何故私と仲良くなったのかはわからない。友人でありながら、私は彼女に憧れのようなものを抱いていた。私は不器用で人を寄せ付けないようなところがあって、柔らかく人を包み…

悩みを打ち明けるということ

「そんなのたいしたことないじゃん」と言われたとき、「そっかぁ、考えすぎかぁ」って思えるときと、「あなたにはそうかもしれないけれど、私にとっては重要なことなんだ」って悲しくなるときがある。価値観の相違といえばそれまでなのだが。それから、よく…

蒼い森のなかで憩う

ときどき、人混みの中でひどく孤独を感じていたたまれずにひとしきり部屋に籠ることがある。そういう時は自分とかけ離れた世界に飛び込みたくなって集中的に読書をする。二転三転する物語ではなくて、静物画のような物語を欲しているのだ。宮下奈都『羊と鋼…

春の兆し

昨日は近くの広い公園に出かけられた。梅の花が良い香りを放っている足下に福寿草が咲いていた。お日さまに照らされて黄金色に輝いている。もうすぐ春が来る。待ち遠しいなぁ。 春になったら、毎年、少しは体調が良くなる。そしたらまた、ボランティアが始め…

プレゼントーより良い依存関係の模索

うさぎさんの砂時計をもらった。前から砂時計が欲しかったのでとても嬉しい。しかも、大好きなうさぎさんがいて、とてもかわいい。砂時計はお茶をいれるときに使う予定です。母からも荷物が届いた。暖かそうなマフラーとブランケット、そして大根ハチミツ飴…

物語ーイマジネーション

どんな職業でもそうだと思うが、30年以上も続けていれば一家言あるわけで、村上春樹さんも割りと赤裸々に小説家という仕事について語っている。村上春樹『職業としての小説家』 ≪内容≫ 小説家は寛容な人種なのか 小説家になった頃 文学賞について オリジナリ…

【編み物エッセイ】友情の始まり

椿の花巾着できました。花のモチーフを作ってつなげて作ります。花びらにちょっとした工夫があって立体的に見えます。 赤い椿の花言葉は、「謙虚な美徳」「気取らない魅力」「見栄を張らない」「慎み深い」「高潔な理性」強い匂いを放たないということで、こ…

散歩の記録 その3

天気の良い日とか、ともかく一日に一度は外に出たいと思っている。今日も体調があまり良くなくてドアを出るまで時間がかかったけれど、ゆっくりゆっくり歩き出したら、空の青さがとても気持ちよくて、がんばって外に出てきて良かったなぁと思った。いつもの…

恋の話

今は激しい恋よりも静かな恋がしたいな。別に忍ぶ恋というわけじゃなくて、ぼっと燃え上がるのでなく、穏やかな光のような淡い恋。奪うんじゃなくて、そっと寄り添って歩き、何も話さなくてもずっと二人でいられるような恋。胸のなかにほんわか暖かいものが…

幸福って何?

『幸福な王子』は子どものころ絵本では読んだことがあったけれど、文字だけで読むのは初めてだ(『幸福の王子』という訳もありますね)。今回、読み返したのは、一つには作者のオスカー・ワイルドの厳しい生涯を知ってからだと、また別の感慨があるのかなぁ…

ゆるくつながる

pha『持たない幸福論』読了。毎日ぎゅうぎゅうの通勤電車で通い、9時から5時まで働いてまた満員電車で家にたどり着くことが、以前は私の「普通」だった。けれど、今となっては彼ら彼女らはスーパーな存在だ。私にはやろうとしても無理だとわかっているから…

【編み物エッセイ】 移ろう気持ち~告白

紫陽花の花巾着を編みました。紫陽花は季節外れですが、手もとにあったキットで作りました。緑が抹茶のように渋くて気に入っています。紫陽花の花言葉は有名な「移り気」ですが、青い紫陽花だと「冷淡、無情、高慢、辛抱強い愛情、あなたは美しいが冷淡だ」…

「できない」を分解してみる

何かができなくて辛いと思ったら、まずは「それって本当に必要なこと?」と考えるのが第一段階として、第二段階はその「できない」を細かく分けて検討してみるといい。 例えば、お風呂に入る元気がなくて一週間くらい経っている場合を考えてみよう。そりゃあ…

ブログ初心者1ヶ月目に気づく

こんなに便利なものはないということを発見したので、メモしておこう。ブログやってると、何かとググることができるのだ(知ってる人はごめんなさい)。例えば、[kai8787 村上春樹] と入力すると、自分の書いた村上春樹関連の記事がヒットしちゃうのである。…

冬眠人間

あんまり人に会わないでいるのもどうかと思い、今日は(もう昨日か)がんばって、とある集まりに出かけた。やっぱり一時間くらいで、ヘトヘトに疲れてしまう。人と話すって(主に聞いてる方だったのだが)、何てエネルギーのいることなんだろう。中座して1…

【本の記録・感想】欠落と再生

村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』読了。ごく親しい間柄だと思っていた相手からの突然の拒絶は、今までの自分が崩壊するんじゃないかというくらいショックな体験だろう。しかも、その理由が明らかにされないままであれば、ボディーブロ…

編み物その5 ネックウォーマー

余り糸でネックウォーマーを編みました。以前Eテレの「素敵にハンドメイド」で編み物作家・広瀬光治さんが紹介していたものを少し変えてみました。こういう単純作業でいい編み物をしていると、自然と気持ちがゆったりしてきます。どういうわけか最近一つの…

微妙な感覚の切断

ノートにシャープペンで字を書こうとすると指先に力が入らなくて書けないという現象が起きている。スマホやお箸は持てるのに。一体どうしたものだろうか。シャープペンを見つめて、これはお箸だと念じてみる。ついでに、ノートを白いご飯だと思って、さぁ食…

【本の記録・感想】居場所をつくる

今いる場所が終の住まいだと思っていますか。私はそう思うこともあれば、ときどき逃げ出したいという衝動に駆られることがあります。居場所を少し変えるだけでも、気分はほんのちょっぴり開けてきたりする。お気に入りの場所が身近にあるとしても、もう少し…