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kai8787の日記

編み物と散歩と読書とうさぎさん ̄(=∵=) ̄

コメディの効用

コメディ映画を見ると肩の力が抜けてリラックスできる。疲れて帰った夜なんかにはうってつけだ。今日はヒュー・グラント主演『Re:LIFE』を見た。脚本家のキースはアカデミー脚本賞に輝いたこともあるが、今は泣かず飛ばずの状態。生活も苦しくなったある日…

ポキッと折れないしなやかさ

ストレスを受けたり、逆境に陥ったり、日々色んな困難があるけれど、それを乗り越えていくことができる人が持つ共通した性質を「レジリアンス」というそうです。しなやかな強さというものでしょうか。これは生まれつきのものでなく、経験や練習で増やしてい…

愛って何?

好きになった人に他人の心が読める能力があったら、あなたはどうしますか?『高台家の人々』はそれがテーマの物語。妄想好きな主人公・平野木絵(綾瀬はるか)が好きになったのは、誰もが王子さまと憧れるイケメンでエリートの高台光正(斎藤工)。人前であ…

美味しく食べたい

最近、レーズンパンを毎朝食べている。レーズンが苦手な人もいるかもしれない。私もそう好きでもなかったのだけれど、一度トーストして食べてみたら、美味しくいただけたので、それから色んなメーカーのパンを試している。お気に入りなのが、ヤマザキのレー…

M・クビカ『グッド・ガール』

恋人にすっぽかされたバーで話しかけきた男は彼女の誘拐を依頼されていた。ピストルで脅され森の中のキャビンに閉じ込められたミア。物語は誘拐前と後をミアの母イヴと刑事のゲイプ、誘拐犯のクリフのモノローグで綴られていく。最後に明かされる真相は驚く…

心配グセをなくすには

私は先々のことまで心配し過ぎだと友人たちは言う。そういう友人は「今ここ」の人で、先のことは先になってから悩めばいい、今できることをやればいいと言う。それはそうだと頭ではわかっていても、考え方のクセというのはなかなか直らない。いったい何故こ…

スポイルされても失わないもの

何度も見てしまう映画がある。『shine』もその一つだ。 実在の天才ピアニスト、デヴィッド・ヘルフゴットの半生を描いた感動の人間ドラマ。主演のジェフリー・ラッシュは、この映画でアカデミー賞主演男優賞に輝いた。 支配的な父親の影響下にあった青少年期…

小説家のエッセイ

小説を読むより先にエッセイを読んでみることがある。どんな人なのかなぁという興味があったりして、エッセイがある作家の場合は、覗き見気分でつい手を出してしまう。あんまり先入観なしに小説を読んだ方がいいのかもしれない。ただエッセイと小説は全然テ…

ブログ3ヶ月目、100記事になりました。

昨日、ちょうど3ヶ月目、100記事だったのに気づきました。読んでくださっている皆さまありがとうございます。2ヶ月目のときも書いたけれど、見に寄ってくれたり、最後まで読んでくださったり、☆をつけてくださることがとても励みになっています。いつのま…

極小散歩

以前、座れるコンビニが増えてくれると嬉しいと書いた。もう少し座れる所が欲しい - kai8787の日記今日は何とか外に出られて、お日さまサンサンのなか少し歩けた。といっても近所のコンビニまでで、ありがたいことにそこにイートインコーナーがあったので、…

名探偵最後の事件

シャーロック・ホームズといえば、知識豊富で観察眼の鋭い名探偵というのが誰もが抱くイメージだろう。しかし、この映画のホームズはちょっとテイストが異なる。30年前に失敗に終わった、ある事件をきっかけに探偵を引退し、田舎に引きこもり養蜂をしながら…

ねぇ、聞いてよって言われたとき

人から相談を受けたとき、ともかく相手の話をふんふんと聞いて「わかるわかる」と同調するのが女性的で、「それはつまりこういうことか。だったら~して~に行って~したらいい」と具体的にアドバイスするのが男性的な対応という傾向があるらしい。私はどち…

勝手にふるえました

綿矢りさ『勝手にふるえてろ』は何と勢いのあるタイトルなのだろう。初めて読む作家だ。もちろん最年少で芥川賞を受賞したことは知っていたけれど、今まで手に取らなかった。主人公ヨシカは26歳のOLで恋愛経験なし。中学生の頃から片思いの「イチ」への恋心…

憂うつなときに聴く音楽

どうにもへこたれて元気が出ないときに、私は3人のヴォーカリストの声を求める。1人目は、鈴木重子。ジャズ・ヴォーカリスト、彼女のハスキーで囁きかけるような声は、ふわふわとした羽で包まれているような安らぎを与えてくれる。クローズ・ユア・アイズ…

凸凹だから疲れるよ。だけど、だから

毎年、冬になると調子を崩し、でも、だんだんと霧が晴れるように上向いていくのだけれど、今回は行きつ戻りつのギッタンバッコンが激しくて、精神的にヘトヘトになっている。「いつか晴れの日が来るよ」と自分に言い続けているのだけれど、つい「いったい、…

社会人になりたての頃の失敗

働き始めたばかりで本当に緊張していて、先輩から頼まれたらもう何でも引き受けてやっていたけれど、残業続きになってある日ハタと気がついた。全て期限までに終えるのは無理なのである。それからは先輩からの仕事をどう断っていくかに心をくだいた。自分の…

ペンギンの憂鬱

「現在、ロシア語でものを書く最も優れた作家の一人」と称されるアンドレイ・クルコフの代表作『ペンギンの憂鬱』を読んだ。憂鬱症のペンギンと暮らす売れない短編小説家ヴィクトルの引き受けた仕事は、まだ亡くなっていない人たちの追悼記事を書く仕事だっ…

春ですねぇーぽかぽか桜気分

今日はお花見に行きました。曇りだし、風が強かったけれど、シートを敷いて寝転がると桜が満開で綺麗でした。 桜が川を覆っています。 昨日はボランティアに参加できました。とても疲れたけれど、仲間と交流できて嬉しかったです。人と話すのってすごい脳に…

深い森のなかの事件

久しぶりにミステリーを読んだ。マリーア・シェンケル『凍える森』。 1922年、南バイエルンの片田舎ヒンターカイフェックの大きな農家で一晩のうちに6人が惨殺された『ヒンターカイフェック殺人事件』は、ドイツ犯罪史上もっともミステリアスで猟奇的な事件…

直感力が欲しい

私の友人には、動物的な勘の持ち主がいて、難しい人間関係問題などをささっと解決してくれたりする。すごいなといつも感心してしまう。私はどちらかというとマニュアル人間なので、人間関係みたいな複雑系になると、もうお手上げ状態になる。どうも人間には…

俳優さんは大変だ

アクション映画も嫌いではないし、どんでん返し連発のドラマチックなストーリーもいいけれど、たんたんと丁寧に描写するような映画も好きなのだ。安田顕主演『俳優 亀岡拓次』はそんな映画のひとつ。脇役ばかりの俳優・亀岡拓次は37歳で独身、恋人なし。「一…

まっさらな気持ち

まだ、ほんの小さい頃、そう、グーチョキパーのチョキがうまくできないくらいの幼い頃、私はくまのプーさんの絵本と白いくまのぬいぐるみ「マコちゃん」が大好きだった。絵本は兄に油性のサインペンで全てのページにいたずら書きされ、マコちゃんは「汚くな…

幸せの粒を見つけてー開花

今日は天気が良くなったので、近くの桜を見に行ったけれど、まだ一分咲きくらいでした。今週末くらいがお花見にちょうどいいかなぁ。でも、ポカポカ陽気でシートを広げている人たちもたくさんいました。 ふと、一分咲きの人生も幸せなのかもしれないと思った…

秘密を持つこと

秘密を抱えるというのは苦しい。どんな秘密であれ、自分自身の心に負担をかけるものだ。他者の秘密を守るのと、自分自身の秘密を保つのとどう違うのだろうか。私の場合、わりあい他者の秘密については冷静でいられるけれど、自分の秘密には感情を圧迫される…

女子会の覗き見気分で

小説ばかり読んでいたので、たまにはエッセイを読みたくて、選んだのが山本文緒『日々是作文』。著者が31歳から41歳になるまでの約10年間に雑誌などに書いたエッセイを集めた本だ。さばさばしていて、あっけらかんと自分をさらけ出している、という印象を持…

後悔とか期待とか、でもね

ときどき後悔するようなつぶやきをしてしまう。言葉というのは怖いもので、いったん口に出すとちょっとした呪いをかけたようになる。心に浮かんだままでとどめておけば良いのかというと、それも違う。じゃあ、ネガティブな言葉が出てきたらどうしたらいいの…

「孤独の発明」とは何か

2日前に少しだけ孤独について考えた。孤独にも型があるのだろうか。 - kai8787の日記いったい孤独というのはどうして生まれてくるのか。孤独が生み出すものとは何なのか。ポール・オースター『孤独の発明』は2つの物語からなる。どちらも孤独をテーマとし…

挑戦してみたこと

昨日は少しがんばった。電車に乗ってみたんである。なぁーんだそんなことかという人は多いと思うけれど、あまり人に会わない生活をしていると、電車に乗るのがとても難しくなる。これはわかる人にはわかると思うけれど、ちょっとピンとこないなという方には…

孤独にも型があるのだろうか。

感情ってどこから生まれてくるんだろう。例えば、母性愛なんかは子どもができたらごく自然におこるって思っていたんだけど、この本のなかで話し手たちはそれと違う意見を持っている。内田樹×名越康文×西靖『辺境ラジオ』は、ラジオ放送を書き起こした本なの…

雨に閉じ込められた午後にー映画『始終着駅ターミナル』

よく言われることだけれど、別れに際しては、女性の方がさばさばしており、男性の方がひきずりがちだという。それは何となく私の周りを見ていてもそうかもしれないと思う。もちろんそうじゃない人もいるでしょうけども。別れをひきずりたくない人と、どうし…

いつのまにか過ぎてたブログ2ヶ月目+ボランティア

ブログを書き始めてからいつの間にか2ヶ月を過ぎていました。ここまで書き続けられてきたのは、ひとえに読んでくださっている方々のお蔭です。本当にありがとうございます。体調を崩しての療養生活のなかで、ブログを書くことが楽しみの一つになっています…

しばらく引きずるときもある

男性だからとか女性だからと一般化するのは良くないと思っている。ただ、私が読んできた中では、女性の作家が書いたものの方がずしりと重いものを私に残し、しばらくその重石が取れなくなることが多い。男性で言えば松本清張などが似たような重石を投げてく…

物語のリアリティー

本を選ぶときはタイトルに惹かれたりする場合もある。読んだことのない作家だと特にタイトルで手に取ることが多い。 中村文則『去年の冬、きみと別れ』もそんな小説の一つだった。中村文則は推理小説家だ。けれど、タイトルはそれっぽくなく感じて興味を持っ…

花言葉の物語ーミモザ

散歩の途中で、りっぱなミモザに出会いました。もう大分過ぎてしまいましたが、3月8日はミモザの日、国際女性デーでした。イタリアでは、日頃の感謝をこめて、男性が女性にミモザの花を贈るそうです。ミモザの花言葉は、「優雅」「友情」「秘密の恋」です…

ふと気づいてしまった。

作家は、登場人物の名前をどのように決めているのだろうか。そう思ったのは、名前に色のついた人物を多く登場させている本に出会ったからだ。ポール・オースター『幽霊たち』では、探偵のブルーがホワイトに頼まれて、ブラックという男を監視し続ける。ブラ…

惰性OK

よく「毎日惰性で暮らしてる」って嘆いてる人がいて、もっと有意義なことをやりたいという思いがあるんだろうけれど、私は惰性で暮らせるなんてスゴいことだと思う。顔を洗う、歯を磨く、ご飯を食べる、出かける、お風呂に入る、……。そういう一つひとつが今…

パンクな話に元気をもらい、そしてびびる

物わかりのいい子、家族の調整役、それが私の役まわりだった。だから、ときどき、盛大におもちゃ屋で駄々をこねる兄や、私をひっぱりまわして何軒もショップをまわり自分が納得するまで絶対服を買おうとしない妹の、バイタリティあふれる自己主張がまぶしか…

うさぎさんに会いに

今日はお友だちが「うさフェスタ」に連れていってくれました。可愛いうさぎさんグッズがいっぱいあってテンションあがりました。 うさぎさんを連れている人もたくさん。私のとこのうさぎさんは、もうお月さまに帰ってしまったので、うらやましい……。 卓上カ…

反応するところも感動もこんなに違っちゃう

いつ読んでも限りなく切なくなる物語がある。J.D.サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』もその一つだ。16歳のホールデン・コールフィールドと妹フィービーの会話のところで、いつもじーんとなってしまう。ホールデンが将来なりたいものについて語るシー…

あるカウンセラーのひとりごと

僕の名まえは兎田ぴょん。職業はカウンセラーだ。ウサギの話を聞くのが仕事。恋の悩みや仕事の愚痴や家族の悪口、それから「死にたい」まで、何でも聞く。時には殴られるんじゃないかというくらい怒ってるウサギもいる。でも、僕はそんなウサギたちが嫌いで…

作家・中島らもさんと

過去、数年間毎日夜になるとお酒を飲んでいたことがある。ひどく落ち込んでいて、つい頼ってしまっていた。お酒というのは毎日飲んでいると、もうあまり酔わないというか、酔っている感覚が鈍くなって、ウィスキーをストレートでぐいぐいいくようになる。あ…

たまにはこういうこともある。

詩人というと、通常と異なる人種のように思われるだろうか。私には、詩を書く友人が複数いる。詩のなかでは激しく逸脱するけれど、普段の会話はとりたてて変わったところはない。当たり前に挨拶するし、冗談も言い合う。ある程度の繊細さは持っているだろう…

翻訳って奥が深いんですね。

前に、村上春樹の翻訳は村上春樹臭が漂っていて……とか書いたのだけど、 【本の記録・感想】ふと再会してみたくなる - kai8787の日記それは『キャッチャー・イン・ザ・ライ』の冒頭を読んだだけの印象だったので、トルーマン・カポーティ『ティファニーで朝食を』…

都市の迷路に立つ

ニューヨークには行ったことがない。随分前、ボストン、プリンストン、ミネアポリス、ロスには行ったことがある。アメリカの印象は一言で言うと “るつぼ” (人種のことだけじゃなく)だ。でも、私の見たアメリカはほんの一部のホワイトカラーの世界だし、二…

花言葉の物語~ハナニラ

久しぶりの散歩の途中で、斜面に咲くハナニラの群生を見つけました。ハナニラはとても可憐で透き通るような花の白が清楚だなと思いました。でも、ハナニラの花言葉は、悲しい別れ、耐える愛、卑劣、恨み、星に願いを。なかなか凄いラインナップですね。この…

微妙な距離ー男女の友情そして恋

男と女の友情には、ほどよい距離感が必要だと思う。性的にドライなところがないと続かないのは当たり前として。相手の異性を感じない程度の距離感。二人でお酒を飲んだとしても、「じゃあな」と別れるくらいのさっぱりした関係。絲山秋子『沖で待つ』のなか…

ただ信じる、それが勇気

今日は具合が悪くて臥せっている。とても良い天気で日当たりのよい部屋は昼間の暖房がいらないくらいだ。このところ体調もだいぶ良かったので、今日からボランティアに復帰できるかなぁと思っていたが、今朝はしんどくて起きられず、出かけるのを断念せざる…

辞書っておもろいんですね【恋愛】

辞書っていうと、やはり高校生の頃に一番よく使っていたかなぁ。私のはセキセインコにかじられてボロボロになっていた。友だちには調べた英単語にマーカーで印をつけてピンク色になってるコや、辞書を1枚1枚くしゃくしゃにすると引きやすくなると教えてく…

書くことで失われるもの

フランツ・カフカは迷う人である。本を出したいと思いながら、出版が決まりそうになるとやっぱり出したくないと思ったり、結婚を申し込んだ女性から承諾されると、自分がいかに結婚生活に向いていないかを延々と手紙に書くといったぐあいに。迷い続ける=決断…

雨に弦楽四重奏~ドラマ「カルテット」

雨が近づくと気圧の関係なのか頭痛がして熱っぽくなる。昨日の午後そんな感じだったので、今日は雨。傘をさして出かける体力はないので、家で過ごすことにした。雨の日には、植物が洗われて綺麗に見えるので、本当はお散歩に行きたい。けど仕方ない、あきら…