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kai8787の日記

編み物と散歩と読書とうさぎさん ̄(=∵=) ̄

孤独にも型があるのだろうか。

感情ってどこから生まれてくるんだろう。例えば、母性愛なんかは子どもができたらごく自然におこるって思っていたんだけど、この本のなかで話し手たちはそれと違う意見を持っている。内田樹×名越康文×西靖『辺境ラジオ』は、ラジオ放送を書き起こした本なの…

いつのまにか過ぎてたブログ2ヶ月目+ボランティア

ブログを書き始めてからいつの間にか2ヶ月を過ぎていました。ここまで書き続けられてきたのは、ひとえに読んでくださっている方々のお蔭です。本当にありがとうございます。体調を崩しての療養生活のなかで、ブログを書くことが楽しみの一つになっています…

物語のリアリティー

本を選ぶときはタイトルに惹かれたりする場合もある。読んだことのない作家だと特にタイトルで手に取ることが多い。 中村文則『去年の冬、きみと別れ』もそんな小説の一つだった。中村文則は推理小説家だ。けれど、タイトルはそれっぽくなく感じて興味を持っ…

ふと気づいてしまった。

作家は、登場人物の名前をどのように決めているのだろうか。そう思ったのは、名前に色のついた人物を多く登場させている本に出会ったからだ。ポール・オースター『幽霊たち』では、探偵のブルーがホワイトに頼まれて、ブラックという男を監視し続ける。ブラ…

惰性OK

よく「毎日惰性で暮らしてる」って嘆いてる人がいて、もっと有意義なことをやりたいという思いがあるんだろうけれど、私は惰性で暮らせるなんてスゴいことだと思う。顔を洗う、歯を磨く、ご飯を食べる、出かける、お風呂に入る、……。そういう一つひとつが今…

反応するところも感動もこんなに違っちゃう

いつ読んでも限りなく切なくなる物語がある。J.D.サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』もその一つだ。16歳のホールデン・コールフィールドと妹フィービーの会話のところで、いつもじーんとなってしまう。ホールデンが将来なりたいものについて語るシー…

あるカウンセラーのひとりごと

僕の名まえは兎田ぴょん。職業はカウンセラーだ。ウサギの話を聞くのが仕事。恋の悩みや仕事の愚痴や家族の悪口、それから「死にたい」まで、何でも聞く。時には殴られるんじゃないかというくらい怒ってるウサギもいる。でも、僕はそんなウサギたちが嫌いで…

作家・中島らもさんと

過去、数年間毎日夜になるとお酒を飲んでいたことがある。ひどく落ち込んでいて、つい頼ってしまっていた。お酒というのは毎日飲んでいると、もうあまり酔わないというか、酔っている感覚が鈍くなって、ウィスキーをストレートでぐいぐいいくようになる。あ…

都市の迷路に立つ

ニューヨークには行ったことがない。随分前、ボストン、プリンストン、ミネアポリス、ロスには行ったことがある。アメリカの印象は一言で言うと “るつぼ” (人種のことだけじゃなく)だ。でも、私の見たアメリカはほんの一部のホワイトカラーの世界だし、二…

花言葉の物語~ハナニラ

久しぶりの散歩の途中で、斜面に咲くハナニラの群生を見つけました。ハナニラはとても可憐で透き通るような花の白が清楚だなと思いました。でも、ハナニラの花言葉は、悲しい別れ、耐える愛、卑劣、恨み、星に願いを。なかなか凄いラインナップですね。この…

微妙な距離ー男女の友情そして恋

男と女の友情には、ほどよい距離感が必要だと思う。性的にドライなところがないと続かないのは当たり前として。相手の異性を感じない程度の距離感。二人でお酒を飲んだとしても、「じゃあな」と別れるくらいのさっぱりした関係。絲山秋子『沖で待つ』のなか…

ただ信じる、それが勇気

今日は具合が悪くて臥せっている。とても良い天気で日当たりのよい部屋は昼間の暖房がいらないくらいだ。このところ体調もだいぶ良かったので、今日からボランティアに復帰できるかなぁと思っていたが、今朝はしんどくて起きられず、出かけるのを断念せざる…

辞書っておもろいんですね【恋愛】

辞書っていうと、やはり高校生の頃に一番よく使っていたかなぁ。私のはセキセインコにかじられてボロボロになっていた。友だちには調べた英単語にマーカーで印をつけてピンク色になってるコや、辞書を1枚1枚くしゃくしゃにすると引きやすくなると教えてく…

書くことで失われるもの

フランツ・カフカは迷う人である。本を出したいと思いながら、出版が決まりそうになるとやっぱり出したくないと思ったり、結婚を申し込んだ女性から承諾されると、自分がいかに結婚生活に向いていないかを延々と手紙に書くといったぐあいに。迷い続ける=決断…

ふんわり、何となく、わかる。

絲山秋子『ニート』読了。 小説家になった「私」が、昔つき合っていた「キミ」のブログを見て、「キミ」が相変わらずニートであって非常に困窮していることを知る。 「私」もニートだったけれど、「物書きになりたいという夢だけで、世間にずいぶん許しても…

シェアハウスってどんな感じ?

最近、シェアハウスに興味があって、検索して物件を見たりしている。東京でも3万円台で住めるものから、カフェみたいな共用スペースのあるソーシャルアパートメントまで色々ある。自分がシェアハウスで暮らせるかなと想像してみると、ちょっと楽しそうでちょ…

感情の穴に落ちたときには

私はどちらかというと悲観的な人間だ。ただ、割りと単純な性格なので日々のちょっとした幸せを感じて、将来の不安をまぎらわして生きている。楽観的とか悲観的な性格というのは、やはり生来のものなのだろうか。若くてエネルギーに満ちていても悲観的な人は…

さぁ、もう一度。 Re-born

自分ではどうしようもないことがある。どんなに思ってももはや叶わない。もう努力とかそういうのでなく、誰かに振り向いて欲しいのにそれは無理なのだとわかってしまったりとか。挫折とまでいかなくても、これまでとは違う新たな道へ一歩踏み出さないといけ…

暗闇を語ることー希望

小学生の頃の親友は、自然と人が集まってくる不思議な魅力のある子だった。彼女が何故私と仲良くなったのかはわからない。友人でありながら、私は彼女に憧れのようなものを抱いていた。私は不器用で人を寄せ付けないようなところがあって、柔らかく人を包み…

悩みを打ち明けるということ

「そんなのたいしたことないじゃん」と言われたとき、「そっかぁ、考えすぎかぁ」って思えるときと、「あなたにはそうかもしれないけれど、私にとっては重要なことなんだ」って悲しくなるときがある。価値観の相違といえばそれまでなのだが。それから、よく…

春の兆し

昨日は近くの広い公園に出かけられた。梅の花が良い香りを放っている足下に福寿草が咲いていた。お日さまに照らされて黄金色に輝いている。もうすぐ春が来る。待ち遠しいなぁ。 春になったら、毎年、少しは体調が良くなる。そしたらまた、ボランティアが始め…

プレゼントーより良い依存関係の模索

うさぎさんの砂時計をもらった。前から砂時計が欲しかったのでとても嬉しい。しかも、大好きなうさぎさんがいて、とてもかわいい。砂時計はお茶をいれるときに使う予定です。母からも荷物が届いた。暖かそうなマフラーとブランケット、そして大根ハチミツ飴…

「できない」を分解してみる

何かができなくて辛いと思ったら、まずは「それって本当に必要なこと?」と考えるのが第一段階として、第二段階はその「できない」を細かく分けて検討してみるといい。 例えば、お風呂に入る元気がなくて一週間くらい経っている場合を考えてみよう。そりゃあ…

ブログ初心者1ヶ月目に気づく

こんなに便利なものはないということを発見したので、メモしておこう。ブログやってると、何かとググることができるのだ(知ってる人はごめんなさい)。例えば、[kai8787 村上春樹] と入力すると、自分の書いた村上春樹関連の記事がヒットしちゃうのである。…

冬眠人間

あんまり人に会わないでいるのもどうかと思い、今日は(もう昨日か)がんばって、とある集まりに出かけた。やっぱり一時間くらいで、ヘトヘトに疲れてしまう。人と話すって(主に聞いてる方だったのだが)、何てエネルギーのいることなんだろう。中座して1…

【本の記録・感想】欠落と再生

村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』読了。ごく親しい間柄だと思っていた相手からの突然の拒絶は、今までの自分が崩壊するんじゃないかというくらいショックな体験だろう。しかも、その理由が明らかにされないままであれば、ボディーブロ…

【本の記録・感想】記憶の遠景

誰にでも思い出したくない過去はある。それが吐き気やめまいを伴うようなトラウマだということもあるだろう。起こった事実は変えられないが、その解釈は時が経つにつれ変容していく。 トラウマ体験を昔の嫌なことの1つとして〈過去の引き出し〉にしまえるよ…