kai8787の日記

編み物と散歩と読書とうさぎさん ̄(=∵=) ̄

俳優さんは大変だ

アクション映画も嫌いではないし、どんでん返し連発のドラマチックなストーリーもいいけれど、たんたんと丁寧に描写するような映画も好きなのだ。

安田顕主演『俳優 亀岡拓次』はそんな映画のひとつ。

脇役ばかりの俳優・亀岡拓次は37歳で独身、恋人なし。「一人は寂しい」と呟きながら、撮影のある土地で酒を飲む日々。ある日訪れた町の居酒屋で美しい若女将の安曇と出会い…。

哀愁漂う画面とは裏腹に音楽がコミカルでほのぼのしてしまう。苦手な舞台の話を引き受けてしまい、おどおどしている場面とか笑えるし、スペインの監督のオーディションを受けたときのさすが役者と思わせるところもあって楽しめた。ラストの砂漠のシーンは彼の役者人生を表しているようですごく象徴的だ。

安曇役の麻生久美子も魅力的だった。セクシーというのでなく、ほのかな艶っぽさ。湯上がりの美女といった趣き。


安田顕というと、映画『変態仮面』の偽変態仮面役で強烈なインパクトを受けた俳優。ちなみに、その映画の主演の変態仮面鈴木亮平だった。この映画は友人の強い誘いで見たのだが、女性のパンティをかぶってエネルギーを増すというほとんど全裸に近いすごい役柄を真剣に演じている俳優の皆さんに頭が下がる思いだった。

それに比べて、この亀岡拓次の役柄は、安田顕さん自身の日常に近く、逆に演じるのが難しかったのかもしれない。



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