午前2時に目覚めたら
おはようというには深々と暗いこの時間にかなりハッキリと目が覚めてしまったときの過ごし方。
眠くなったら寝ればいいやと鷹揚に構えて、あせらないようになった。こんなときこそ書ける文章があって、出てくる言葉がある。
本を読んだり、ブログを読んだり、それで考えたことを書いたり、ときには編み物しちゃったり。
そこまでのエネルギーがないときは、中の ̄(=∵=) ̄さんに頼んで出てきてもらい、毛繕いしたり、転がって伸びをしたりするのを見させてもらっている。
 ̄(=∵=) ̄《眠い~》
そんなことしているうちに、少しずつ心が休まって、眠くなったりする。 ̄(=∵=) ̄さんのうとうとが伝染するように。
どうしてもザワザワが取れないときは、温めたミルクか豆乳を飲むのもいい。そこに酒粕を溶いていれるのも、この時期にはおすすめです。
冬の午前2時は、明るい未来より、内省的になって、なんで生きているんだろうなどとつい考えてしまうのだけど、それで落ち込むようなら、その時はやっぱり心がカチコチに固くなっているので、 ̄(=∵=) ̄さんのように基本的にうとうとして食べてはしゃいで寝るんでいいんだって単純に思う方がいい。
もう少しエネルギーがあるなら、 ̄(=∵=) ̄さんと会話してみる。
「あのね、私、働いてお金を稼ぐことできないけど、生きてていいのかな?」
 ̄(=∵=) ̄《私も稼いでないけど、生きてちゃいけないのー?》
「うさぎさんはいいと思うけど、人間は……。」
 ̄(=∵=) ̄《何よぉーその上から目線は。まっいいわ。あのね、でも、稼いでる人しか生きちゃいけない世界って怖くない?》
「それはそうだね。稼がなくても何の役に立たなくても生きてること自体がとても大事かも」
 ̄(=∵=) ̄《生きるって生きのびるって、とても大変なことだし、ある意味奇跡なんだと思わない?それに稼ぐのが当たり前っていうのも思い込みのひとつだじゃないかな。色んな生き方暮らし方があるよぉー》
「うん。私らしい生き方を模索するのが私の人生の意味なのかも」
 ̄(=∵=) ̄《私の兎生は食べることだけどねー》
そういって牧草を口いっぱいに頬ばった ̄(=∵=) ̄さんを見て、つい笑ってしまった。私も豆乳飲もう。