心が強くふるえるとき
感じ易いって面倒なことなのか
ときどき自分が凸レンズになったように人の言葉や目線が気になることがある。自意識が破裂しそうにパンパンになっている状態。それって四六時中まだ告白してない好きな人の前にいるときみたいに、長時間に渡ると疲れてしまう。
 ̄(=∵=) ̄《そういうときは暗くて狭い穴にいるといいよ》
そだね。そういうとこが落ち着くね。あんまり辛い時は、感覚を遮断できる場所があると助かる。
だけど、そういうときって小説の一節にとても感動したり、絵画の言葉が聴こえてきたりして素晴らしい体験をできるときでもある。
ぐさっときて傷つくことと、震えるほど感動することって、実はコインの表と裏で、繋がっているんだなぁ。
だから、色々考え過ぎないで自分の気持ちを見つめてみるのがいいかもしれない。「あっ、私、今悲しいんだな」「センチメンタルになってるな」「ドキドキして焦ってるな」
長引いて辛い時は、人がどう思うか、じゃなくて、自分がどんな状態なのかを静かに見つめていると、ピリピリしてる神経が少し安心するように思う。
日なたぼっこしながら、ゆっくり温かいお茶を飲むみたいに。