kai8787の日記

編み物と散歩と読書とダイエット

愛って何?

好きになった人に他人の心が読める能力があったら、あなたはどうしますか?

高台家の人々』はそれがテーマの物語。妄想好きな主人公・平野木絵(綾瀬はるか)が好きになったのは、誰もが王子さまと憧れるイケメンでエリートの高台光正(斎藤工)。人前であまり笑わない光正にはある秘密があった。それは、彼が人の心を読めるテレパスだということ。

木絵の奔放な妄想を光正は愛する。二人の愛は育まれていくが、光正がテレパスであることを木絵に明かし、それを知った木絵は……。

高台家の人々

高台家の人々

人の心が読めるって辛いだろうな。そんな中、一緒に居ても疲れない相手がいたらどんなに救われるだろう。

愛した人に考えが全て知られてしまうというのは極端だけれど、愛するというのは綺麗ごとだけでなく、相手の欠点も受け入れて一緒に生きていく決意をすることではないだろうか。

私はそこまで人を愛したことがあるのかな。例えば、よくドラマで殺人を犯してしまった恋人に『いつまでも待っているよ』と言うのを聞くと、わぁー私には無理かもとよく思っていた。

過去形なのは、最近になってその気持ちが少しはわかるようになってきたから。人間て善と悪にパキっと分かれるんじゃなくて、誰にでも罪を犯す可能性がある。たまたま私には今のところそういう魔のときが訪れていないだけなのだ。

駄目な自分を丸ごと受け入れてくれる人に出会ったら幸せだろうな。今日はちょっと乙女になって、そんな妄想したくなった。



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