もしも寿命がわかったら……。
自分の寿命がわかったら、人はどうするだろう。映画『神様メール』の主要テーマだ。
ブリュッセルのアパートメントで暮らすエアは父親である神によって、10才になってもアパートメントから一歩も外に出ていない。
父は最悪の神で、人間に災厄をもたらしては嬉々としたり、家族にも横暴なふるまいをする。エアも体罰を受けている。
ある日、父の目を盗んで外の世界に逃げる決意をしたエアは、人間のためを思い、寿命を記したメールを一斉に送信する。
困惑する人間界に行き着いたエアは新・新訳聖書を作るべく、適当に選んだ6人の使徒を探し始める。
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寿命がわかったら、私はきっと安心するだろう。そして、基本的には今まで通り生活すると思うのだけど、ちょっとした贅沢ーー旅行とか外食とか時々しながら暮らすだろうな。
あまり長生きしたいとは思わない。死後の世界があるのかどうかわからないけれど、現世にあまり魅力を感じないからだ。
とすると、あんまり幸せを感じてないのかな。
もしも、生まれ変われるとしたら、もう少し健康でありたい。そんなふうに思っているから、不幸な感覚から抜けられないのかもしれない。弱い身体だから、気づいたことも学んだこともいっぱいあるし、知り合えた人もいるのに。
不満ばかり思い浮かべて生きるのが不幸の正体だ。一つひとつの小さな幸せにもっと感謝しなくちゃなぁと反省した。