イライラしたときの解消法
「もう!ホントやんなっちゃう!」とため息ついてイライラすることがあると、私みたいに気分転換が下手くそだとすごーく疲れる。で、なかなかイライラがとれなくて困る。
最近、こんなことがあった。私は集合住宅に住んでいるのだが、お隣さんが部屋のいらない物を外に置いておく習慣のある人で、しかも長い間放置している。
でもまぁ通行はできるし、あまり気にしてなかったのだが、先日、強風の日に帰って来ると、ゴミが私の部屋の前に散乱していて絶句した。ちなみに私は体調のせいもあり、片付けが苦手である。それで、深いため息をつき、いったん見なかったことにして部屋に入った。
ここで、私はイライラし始めた。何故か?それは、私の中に次のような「当たり前」が存在しているからだ。
- 私が片付けなくちゃいけない。→やだなぁ
- 部屋の前に置いておくのが悪い→指摘できてない自分を責める
- 「片付けてください」と言う権利がある→言いに行くのめんどい
などなど
で、私はイライラしながら片付けた。散々だぁと思いながら。
さっぱりしたので少し落ち着いて、私は「いったい何故、お隣さんは外に物を置くのか」について考えてみた。
- いらない物を部屋に置きたくない→まぁ、理解できる
- 外に置いておくのが平気→やや、理解できない
- 捨てるのが苦手→私もそうなので、わからなくもない
私の「当たり前」とお隣さんの「当たり前」が一部違っているわけだ。そんなことを考えてたら、少しイライラがおさまってきた。イライラの元は「当たり前」にあるのだなぁと思った。
よく、職場で先輩に「こんなこともできないの!」と怒られたり、イラつかれたりする話を聞くのだが、その先輩にとっては、「できて当たり前」なのだ。そこには「できないことへの理解」という姿勢が足りないのかもしれない。「できない」というのはなかなか理解されにくい。本人にも周りにも。「できなさ」を分解して整理しないと、なかなか「できる」にたどりつかない。
例えば、メモしているのになかなか仕事が覚えられない状況だとしたら、メモの取り方やメモの整理の仕方を工夫しなくちゃいけない。走り書きメモにありがちなのが、「あれっ?これ何のメモだったっけ」事件だ。書いてる時はわかってたのに〜。
この場合やるべきは、記憶が新鮮なうちにメモをわかりやすく清書すること。
ちょっとタイトルからは脱線したけど、私の場合は、イライラを鎮めるために「当たり前」探しをすることにしている。分析してると、なんか落ち着いてくるから不思議なのだ。