生きる意味を失ったら
朝、ぼーっと起きられる幸せ。冷や汗や暗い気持ちでなく。また一日耐えなければとうつむくこともなく。
一方で、かつての私がそうであったように(あるいは未来の私がそうなるかもしれない)、生きがいが感じられず試練ばかりが浮かぶ暗黒の朝を迎えている人もいる。
そういうとき、何故と問うてもほぼ答は見つからない。それどころか、問えば問うだけ自分を責めさいなむ方向へ傾斜する。「もっと努力すれば」「どうしようもないのだから我慢したら」「自分で選んだことなのだから」「何故生まれてきたの」「何故死んでしまったの」……
少し安心・安全な状態でいられる今のうちに、うちひしがれていた頃の私に、そっとささやいてみよう。「充分、努力したし、我慢もしたよ」「道は他にもあるよ」
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生まれてきた貴方と私
おなかから出たかったんだよね
心地よいけれど窮屈になって
広くて明るくて息のできるところへ
貴方と出会って
貴方と暮らして
そして
貴方を喪った
泣き叫ぶこともできない
“こんなことなら貴方に出会わなければ良かった”
いいえ、私から貴方との日常が消えることはない
こんなにも人を愛せたのだ
この愛を育んでくれた貴方に
私は感謝しよう
哀しみは去らないけれど
私は私だけを見つめ過ぎず
木や花や風を感じて
暮らしていきましょう
そして
そっと貴方と
それでも手づくりが好き
昨日、少し涼しかったので図書館に自転車で行きました。友達が安く譲ってくれた電動自転車のパワーを強にして、身体に負担がかからないよう気をつけたのだけど、くらくら😵💫が来てしまった。まだまだ無理は禁物だ。
低血圧と言って受診しても薬を処方してくれる訳ではないみたい。流石に70を割ったり意識なくしたりしたら、出してくれるかもしれないけれど、私みたいに80くらいだとダメなんだろうな。養命酒でも飲もうかなぁ(笑)。
さてさて、毎日ちょびっとずつ刺していた花の刺しゅうが完成しました。
今回、濃紺の布に刺したので、針先が見えにくくて難しかったです。後は、茎の部分で太くしたいところ、アウトラインステッチを一定の太さで刺すことができなくて、細くなってしまったのが反省点です。
刺繍初心者なので、基礎の本も買ってみました。
- 作者: 川畑杏奈,あべまり,石井寛子,井上ちぐさ,大菅絵理(AIUTO!),kanaecco,北村絵里(coL),ささきみえこ,薗部裕子(マルチナチャッコ),早川久絵(pulpy。),平泉千絵,前田まどか(madoka),PieniSieni,マカベアリス
- 出版社/メーカー: 西東社
- 発売日: 2018/03/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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可愛い図案もあって見ているだけでも楽しめました。監修の川畑杏奈(annas)さんは、YouTube で刺繍の解説動画をいっぱいアップされていて、わからないとき検索するとだいたい出てくるので、助かっています。
今日は家で座っているのが目標です。横になってる方が楽だけど、筋肉が激減しそうなので無理しない程度にがんばります。
夏のフラフラ
フラフラと言っても、フラダンスのことではなくて、低血圧のふらつきのことです。
暑いと血管が拡張するようで、私の血圧は上が80そこそこ。立ち上がるときにはゆっくりしないと、ぐるぐるめまい必発なのです。
外を歩くのは現状では難しく、座れる杖みたいなものがあればいいなぁと思っていたところ、こんなんを見つけて買おうかどうしようか迷っています。
仕方なく、家で編み物や刺繍をしています。
これは、かぎ針や小さなはさみ等、編み物道具入れに仕立てる予定です。刺繍初心者にしては頑張ったぁ。パチパチ。
やっと、お盆も明けたので、これから少しずつ涼しくなるといいなぁ。セミさん、さようなら。鈴虫さん、こんにちは。ってなれば、フラフラも少しはましになるでしょう。
ぶきっちょだから遅いんです。。。でもね
私にはとても手先の器用な妹がいて、長い間ずっと自分はぶきっちょだから手芸は向いていないと思っていた。
でも、ある日ある人が、「ぶきっちょっていうのは、仕事が丁寧ってことやで」と言ってくれた。
それから、私は安心して手仕事ができるようになった。器用な人の何倍も時間がかかるかもしれない。でも、それでいいんだって思えるようになったからだ。
そしたら、私はものを作るのが本当は好きなんだってわかった。時間はかかるけど、コツコツ編んだり、一針一針刺したりするのを楽しんでる自分がいた。出来上がりに不満を持つこともあるけど、そういうときはどこがいけなかったのか考えて、次の作品のときに忘れないようにノートに書いておいたりして、ちょっとずつ良いものが作れるようになるのが嬉しい。
人の言葉ってすごいな。傷つけられることもあるけど、背中をポンと押してくれる優しい声が心に届くと、感謝の気持ちでいっぱいになる。
自分で勝手に狭めていた世界をキュキュっと広げて新しい風が舞い込んできて、飛ぶ勇気を与えてくれる。ダメな自分がOKな自分に変わって、いつの間にか遠くまで飛べるようになっていて驚く。
チクチク、編み編みだって、本当に奥が深い。だから、おもろいんだよ。
手仕事ジャンキー
私が手芸が好きなのは、何かしているという状態が落ち着くのと、できあがったときの達成感と、こんなんできましたって披露したときにもらえる≪いいね≫があるから。
飽きっぽいわたしが続けられているのは、楽しいと思える瞬間が散りばめられているからだし、寛げる場所で自分のペースで一人でやれることだからだ。でも、一番大きいのは、何か作業をしていることで、「生きてていいんだよ」という安心感を得ていることだと思う。
ほとんど、生産的な活動のできてない私が何かを作り出せるのではないかという希望を抱くことができるのだ。
私の夢は、小さな手芸カフェをやること。お気に入りの手芸材料や本、雑誌を販売したり、お茶を入れてお喋りしながら編み物したり、お裁縫したり、刺繍したりする空間。かわいいお庭があって天気が良い日にはテラスで、作品を見せ合ったりして。。。
完全に妄想なので恥ずかしいけど、とりあえず、ここにこっそり書いておこうと思います。
そんな妄想しながら、こんなんを編んでいます。
頭をするする、する。
私にもいくつか、こうなったらいいなぁと漠然と思っていることがあって、できれば少しずつでも実現に向けてとぼとぼ歩いていきたい。
毎日がふっと流れて終わってしまうのはちょっと寂しい。でも、いったい何をどうやって、どこから手をつけていけばいいのか、頭がごちゃごちゃしてしまって前に進むことができない。
夢は夢のままの方が幸せなこともある。多分、私の夢もそうで、現実問題として私は一人の空間が好きなので、夢の中で人とワイワイやっているとこを空想してる方が良いような気がする。
でも、リアルな人肌のワイワイにちょっぴり足を突っ込んでみてもいいんじゃないかなぁ。ダメだったらまた巣穴に戻って、「ダメだったよー。ここがいいよー」と再確認すればいいだけじゃないか?
というわけで、少し頭をスッキリさせようと思い立ち、phaさんの『人生にゆとりを生み出す 知の整理術』という本を手に取った。
著者が何のために書くのかということをわかりやすく説明している。phaさんは有名なブロガーで元ニート。ブログがきっかけで数冊の本を出版している。読むととても素敵な気分になる本ばかりだ。今回も色々ヒントをいただけた。
一番印象に残ったのは「僕が何かを書くときは、大体自分の中の何かを終わらせるために書いている」という言葉。
書くことで荷下ろししている感覚が確かにあるよなぁと思う。それに書き進めながら、気づくこともよくある。頭の中がある程度整理されてないと、言葉にできないし。
今回もこれを書いていて、私の夢までの一歩が少し見えた気がした。のろのろ、ぼやぼやしながら、進んで行けたらいいな。怖がらずにね。
適当にできる人はえらい!
なかなか大変な家族問題があって、ブログを読んだり書いたりすることができないでいた。
でも、そんなことでは自分がダメになってしまうと思っていたら、本当にダメになった。
そりゃそうだ。
無理し過ぎた。自分の力量以上のことをやり過ぎ。期待されると熱狂的にこたえてしまう、おバカな性格は直らない。
10年続けてやっていけるくらいのペース配分で物事に取り組むようにエネルギーを消費しなくちゃ。目一杯やらないと我慢できない、このワヤな性格をもうそろそろ卒業したい。
そのためには、手芸とブログの時間は確保することにしよう。そして、何事もほどほどにしよう。適度って難しいですね。