シェアハウスってどんな感じ?
最近、シェアハウスに興味があって、検索して物件を見たりしている。東京でも3万円台で住めるものから、カフェみたいな共用スペースのあるソーシャルアパートメントまで色々ある。
自分がシェアハウスで暮らせるかなと想像してみると、ちょっと楽しそうでちょっとしんどそうな気がする。元気のあるときは交流を楽しめるだろうけど、そうじゃないときはあんまり人に会いたくないからなぁ。
そういうときは自室にこもっていればいいのか。でもなー、トイレとかお風呂とか共用だから、そうもいかないし。おっと、今あんまり調子良くないから、マイナス面ばかり考えちゃうな。いけない、いけない。
そんなわけで、シェアハウスに関する軽めの話を読みたいなと思い、小路幸也『荻窪シェアハウス小助川』を手に取った。ほっこりする、ハートウォーミングな小説だ。
シェアハウス小助川に集う住人は基本的に善人。住人の一人、家事が得意な19歳の青年の日記のような軽やかな文体で、シェアハウスの日々が綴られていく。
もちろん事件は起きる。それをきっかけにして新たな生き方を選択する者も出てくる。でも、手軽で気楽にすっと読める物語だ。そうそう、家事ができる男ってかっこいいと思う。
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