後悔とか期待とか、でもね
ときどき後悔するようなつぶやきをしてしまう。
言葉というのは怖いもので、いったん口に出すとちょっとした呪いをかけたようになる。心に浮かんだままでとどめておけば良いのかというと、それも違う。
じゃあ、ネガティブな言葉が出てきたらどうしたらいいのか。
言い換えてみてはどうだろうか。
「私には○も△もできない」を「私も◻や▽ならできる」という風に。どんなことにも色んな面があるはずなのだけど、私などはだいたい一つくらいしか焦点を当てられない。ネガティブになっていたら、きっとその面しかスポットライトを当てられず、他の面を暗く見えなくしている場合が多い。
「自分で自分を褒めてあげなかったら、じゃあいったい、誰が褒めてくれるんですか」とアイドルの誰かが真剣な顔で言っていたのを印象的に聞いたことがある。
そうなんだな。誰だって不安で、辛くて、疲れてて、どうなるかわからなくて……。そんなとき自分を責めるんじゃなくて、ねぎらってあげなきゃいけないじゃないか。
そういう大事なことをときどき忘れてしまう自分がいる。放っておくと、すぐ否定ばかりして、勝手にどんどん落ちこんでいく。アホである。
何でそうなるのかなぁ。
そうか、自分に期待し過ぎてるのか。私はここまでできるはずなのに、こんなことしかできなくて、みたいに過大評価してるんだ。それだって悪い面ばかりじゃないだろうけど。限度というものがあるよなぁ。
あるがままに生きるって憧れるけど、それって、深い悟りを開かないと難しいのかもしれない。達観とか。
うん。でも、「とりあえず、やってみるか」くらいで生きるしかないか。